発芽 玄米の作り方

まあ、それも賞味期限の短い発芽 玄米を市販するためには、それなりの保管方法を施す必要がある訳で、その手間が価格に上乗せされるのでしょう。
子供たちとの発芽 玄米栽培、作り方そのものは至って簡単だとは思いましたが、私には一つ大きな不安がありました。
以来、我が家ではもう一年以上、自家製の発芽 玄米を食べています。
だったら、うちで作ればいいじゃない、そういう姑の一声に、ちょうど夏休みの自由研究に困っていた子供たちは大乗り気。
発芽 玄米の最大の魅力は、栄養豊富な最強の健康食品であるということですから、やはり塩分は大敵ですよね。
ただ、あれは発芽の際のカビや雑菌の繁殖を抑え、腐りにくくするために仕方なく濃い塩水に浸けているだけみたいです。
確かに、パッケージの成分表を読むと、市販の発芽 玄米にはかなりの塩分が含まれていますよね。
瓶に玄米を入れたら水を注ぎ、浸しておくだけなので、余計な手間は一切かかりません。
室温や水温によって発芽するまでの時間にはかなりの差がありますが、長くても3日以内で食べ頃の発芽 玄米になります。
ところが、私の心配をよそに、スーパーで買って来た玄米は、世にもあっさり発芽 玄米になってくれました。
それは、収穫から長い時間を経て市販されている玄米が生命を維持しているのかどうかという事。発芽 玄米は最高の健康食品ですが、何故か高いですよね。
玄米そのものが生きていなければ、当然芽を出す事はありませんから、発芽 玄米になる事もありません。
子供たちと一緒に発芽 玄米を作って、炊いて、食べてみる、とても面白い家族のコミュニケーションプロジェクトなのではないでしょうか。

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